こんにちは、ハルヒカです。
水槽の表層に油のような膜が発生したことはありませんか?
これは水質悪化のサインです。見た目もよくありませんが、実際、生体にも良い環境ではありません。水中の余分な有機物が水面に凝縮している状態です。
先日、ハルヒカが飼育しているベタ(メス)の小型水槽にこの膜が発生してしまいました。白く濁ってしまい、いかにも悪い環境のように見えます。
これでは水槽内が酸素不足に陥ってしまうリスクも低くはありません。
こういった場合、エアレーションを強めたり、ろ過を適切に活用するとよいといわれます。しかしながら、ベタのように水流に弱い生体をボトルアクアリウムような環境で飼育している場合、こういった対策をとることができません。
究極的には水替えでの対応がよいのですが、時間に限りがありどうしてもすぐに水替えができない、というようなときは、どこにでもあるタオルペーパーが役に立ちます。
水面に余分な有機物が浮いているからこういった状態になるので、これをサッと吸い取ってしまえばよいわけです。
この写真のケースですがこの水槽にキッチンにあったタオルペーパーを浮かべるようにして水槽表層の水を吸い取ってみました。
すると一瞬でこのようにとてもきれいな状態に戻りました。住人も満足げです。
非常に簡便な対応ですので同様の状況に直面されたら是非試してみてください。
なお、間違ってもトイレットペーパーやティシュペーパーを使わないようにしましょう。溶けて大変なことになってしまいますからね。
このようなボトルアクアリウムでは水質悪化のトラブルは少なくありません。
もちろん頻繁な水替えや適切な給餌、水槽の掃除などは大切なのですが、なにより常日頃の観察が大事です。何か普段と違うようなことがあれば小まめに対応しておくことが何より肝心です。
さて、簡単ですが今日はここまで。
ハルヒカでした。