帰省や旅行で長期不在にするとき、熱帯魚の水槽に対してどういう備えをするかについて、3つのポイントにまとめました。特に3つ目は冬季に特に重要なので是非ご覧ください。
1.餌の問題
ほとんどの場合、魚は数日から最長で1週間程度、餌をあげていなくても問題ありません。心配であれば自動給餌機をセットしたり、ペットシッターに依頼することもできるでしょう。このようなケースではそれなり高いコストがかかってきます。ですので、ハルヒカは水槽の住人にあわせた長期不在時専用のタブレット餌を利用しています。これはとてもリーズナブルです。
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2.水槽のメンテナンス
外出予定の1~2日前に、水槽を掃除します。水草のトリミングも済ませておきましょう。特に成長の早い種類の水草は多めに刈り込んで長期不在に備えましょう。不在時に水草が生い茂り、魚たちが窮屈になってしまうとストレスをためてしまいます。
底砂もしっかり掃除しておきます。コケ対策部隊(エビや貝類)を追加投入しておくのもよいでしょう。
水槽用の照明にはタイマーで切入できるコンセントタイマーを導入しておきましょう。楽天やAmazonで”コンセントタイマー”と検索すれば見つかります。特にデジタルのものが使い勝手が良く、おススメです。価格帯はさまざまですが、個人的な感覚では2千円程度と思います。
3.水位調整
水位調整は非常に重要です。特に冬季はヒーターの影響で水位がいつもより早く低下します。水位が下がると最悪ヒーターが水面から出てしまいます。結果、ヒーターの破損や最悪の場合、火災につながる恐れもあります。
これを防ぐために、あらかじめ水位低下の速さを把握しておきましょう。水面に合わせてテープで印をつけておき、不在予定の期間観察してみるとよいでしょう。
その結果を考慮して、出かける直前に問題が起こらない程度まで水位をあげておくとよいでしょう。
とにかく水位を出来るだけ高くしておく、という考えもあります。しかし、水位をあげすぎると生体が跳ねて水槽外に出てしまったり、はねた水で漏電を起こすリスクがあります。外出から戻ったら床で☆になっていたとか、あわや火災に、ということは避けたいですよね。
また不在期間が長すぎ、水の減る量をあらかじめ補充するのが不可能こともあります。そのケースでは蒸発する水の量が少なくなるよう工夫します。水槽の蓋の隙間をラップで覆うと減る水の量を抑えられます。もちろん空気の入れ替えができる程度の隙間は開けておかなければなりません。
以上、3点について解説しました。3つ目は特に冬季には重要なポイントになりますので、是非、ご確認ください。