初心者のための熱帯魚飼育のポイント⑥:長期不在時の対策

アクアリウム
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長期間不在にする場合、飼育している動物がいるとどう対処するか悩みますよね。熱帯魚や金魚など、お魚を飼育している場合も同様、何らかの対処を考えることになります。ここでは管理人の経験に基づくおすすめの対処方法を紹介します。

1.餌の問題
自動給餌器は割と低価格で入手できます。これを設置しておくと、定期的に魚に餌を与えることができます。設定できる餌の量や頻度には限度がありますが、数日から数週間まで対応できるものもあります。ただ、私は利用したことがありません。
実際、熱帯魚を含む鑑賞魚の多くは、1週間程度であれば餌を与えられなくても問題ないことが多いです。むろん、魚種や環境にも依存すると思いますが、我が家の水槽は水草が生い茂っていて、かつ小型~中型の魚しかいませんので何もしなくても問題になったことはありません。

それでもさすがに2週間以上、不在にするケースでは、「COMET 3日間フード」(株式会社イトスイ)を利用します。こちらを水槽に適量投入しておけば、徐々に水中へ栄養素がにじみ出て、その栄養素が魚に吸収されることで体調を維持することができます。これを利用するケースは年に1、2回程度ですが、我が家のマストアイテムのうちの一つです。

2.タイマー付き照明
熱帯魚には一定の明るさや暗さが必要な場合があります。タイマー付きコンセントなどを活用して照明をプログラムでON/OFFできるようにしておくと、一定の光環境を保つことができます。また照明がついたり消えたりしていると、防犯上もプラスの効果があります。我が家もこれは導入しています。

3. 水質と水量の管理
長期間不在の場合、どうしても水質管理が課題となります。出かける直前に水換えをしておくのはもちろんですが、特にヒーターを入れているような熱帯魚の水槽では水が減っていくことも問題になります。普段からどのくらいの期間でどのくらい水量が減っているのかを把握したうえで、不在期間中にどのくらい減るのかを考慮して多めに水を入れておくことが大事です。

また、特に水草水槽ではお出かけ前のトリミングは必須になるでしょう。季節や水槽が置かれている場所次第ですが、水草の成長速度はバカになりません。出かける前のお手入れと水量チェック、これは必ずするようにしてください。

無論、信頼できる親戚、知人に世話を依頼することも手段のうちのひとつです。しかしながら、多くの方はそれが容易に可能な環境にはおられないでしょう。以上の内容が皆様のお役に立てばうれしいです。

ハルヒカ

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