自由研究 2024 第二章 改良された道具のチカラ

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こんにちは!ハルヒカです。盆も過ぎ、晩夏を迎えつつありますが暑い日々が続いていますね。熱中症には注意しなければなりません。

さて、前回失敗に終わったペットボトルトラップですが、以下の改良を施しました。
① オモリを固定する。
② オモリは1個ではなく、ペットボトルの両端にわけて複数設置する。そのうち、入口側の方が重くなるように配置する方が操作しやすい。
③ トラップ底のネット部分は袋を切らずにそのまま取り付ける。
④ エサは仕掛け奥のオモリの近くに針金で固定する。
⑤ 餌は熱帯魚の餌(プレコの餌)サバの切り身の2種類にする。

最終系の写真を取り損ねるミスがありましたが、まずはこの改良後のトラップを近所の住吉川で試してみました。すると、前回取り逃がしたモクズガニよりさらに大型のカニが姿を現しました。

肉食のカニですので、サバの切り身にかなりの好反応。そっと寄ってきます。人影が動くと逃げるそぶりを見せるので、じっと待つこと約15分。そしてついに、、トラップの中へ。中に入ったことを確認して素早くトラップを引き上げて、ついに捕獲に成功しました!

前回の取り逃がしで涙を流した我が息子、娘も大歓喜。およそ9センチの大型のモクズガニです。いかつい顔をしています。写真撮影後にリリースしましたが、この1匹だけでなく複数のモクズガニがトラップ周辺に集まっていました。

もう一方の熱帯魚の餌(草食用)の方には周辺に小魚の群れが集まるものの、前回同様、全く何も入りませんでした。おそらく溶け出た餌に誘引されたものの、それで十分で敢えてトラップの中にまで入ってというほどの動きはなかったということかと思われます。

前回、今回のトラップの放置時間は1時間程度でした。こういった短時間の間で罠に強く引き寄せられるのはハンター要素の強い生体、肉食の生体が中心になるのだろうと思います。それゆえ、カニのような甲殻類がトラップに入りやすく、餌はサバの切り身のようなにおいの強い餌に強く引く寄せられるのだろうと思われます。

また、今回のトライではトラップの底の網を固定した部分が破損しやすいことがわかりました。そもそも、トラップとしては底面が網である必要はなさそうです。胴の部分に十分な穴をあけておけば、ペットボトルの底面は素材そのままにしておくことでよいものと思われます。この点は次回のトライで改善してみます。

今のところ捕獲できたのはヌマエビ数匹とモクズガニ1匹、魚の捕獲はゼロ。Youtubeなどで同じペットボトルトラップを紹介しているものを観ると、魚が多く捕れたというものもありますが、どうもそう上手くはいかないようです。さて、次回は夏休みの旅行先に場所を移してトライしてみたいと思います。

ハルヒカでした。

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