初心者のための熱帯魚飼育のポイント③:水槽のコンセプト

アクアリウム
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こんにちは、ハル・ヒカです。

さて、今回は水槽のコンセプトについてです。

水槽のコンセプトは、どんなデザインにするか、その植栽、飼育する生物に基づいて異なります。いくつかの例を挙げてみます。

1. 水草水槽:
【コンセプト】 自然な生態系
【特徴】 複数の水草種を配置し、自然な景観を模倣。奥行きや高低差を意識したデザイン。(淡水)

2. リーフテリウム(いわゆる葉っぱ水槽):
【コンセプト】アマゾンや熱帯雨林の河川流域
【特徴】落ち葉(リーフ)や木の枝を敷き詰めて、テトラやプレコなどのリーフに適応する生物選択。(淡水)

3. 岩礁アクアリウム:
【コンセプト】岩場や山岳地帯の水域をイメージ
【特徴】大きな岩を配置し、岩陰や洞窟を作り出して、スズメダイなどの生物を飼育。(淡水・海水)

4. サンゴ礁アクアリウム:
【コンセプト】サンゴ礁水域をイメージ
【特徴】色とりどりのサンゴを配置し、サンゴ礁水域の生態系を再現。サンゴを食べてしまう生体もいるので生体の食性に注意が必要。(海水)

5. ナノキューブアクアリウム:
【コンセプト】小型水槽で精密なデザインを楽しむ
【特徴】小型の水槽で緻密な配置と小型魚やエビを中心に美しさを追求する。(淡水・海水)

6. 東南アジア系ビオトープ:
【コンセプト】東南アジアの生態系再現
【特徴】タナゴやラズボラ、ヤマトヌマエビなど、アジアに生息する生物を中心に配置。植物も含めた自然な環境を再現する。

他にも多くのコンセプトがあると思います。このようにあらかじめコンセプトを定めておき、それに忠実にデザインすることを意識することで、見た目だけでなく、生態系や生物たちの健康状態にも配慮した水槽を完成させることができます。ぜひ検討されてください。

ハル・ヒカでした。

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