初心者のための熱帯魚飼育のポイント④:フィルターの種類と特徴

アクアリウム
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こんにちは、ハル・ヒカです。

今回はさまざまなタイプの水槽用フィルターについてお話していきたいと思います。フィルターは水槽内にいる生体にとって極めて重要なものです。ここは水質を決定づけるバクテリアの安定的な活性を保つための舞台です。その水槽、生体の特徴を考慮して、どのタイプを選ぶべき考える必要があります。

1. 外部フィルター:
【特徴】水槽の外に設置される。比較的大規模な水槽向け。
【利点】浄化能力が高い。水槽内の視界がすっきりして景観を美しく保つことができる。

2. 外掛け式フィルター(HOBフィルター):
【特徴】水槽の背面に取り付けられ、ポンプで水を吸いあげてフィルターでろ過する。どちらかというと中型水槽向け。
【利点】取り付けが容易で、メディアの交換やメンテナンスがしやすい。コンパクトで効果的。

3. 上部式フィルター:
【特徴】水槽の上部に取り付けられ、ポンプで水を吸い上げてろ過する。小型水槽向け。
【利点】取り付けが簡単で、水槽内の視界を妨げない。エアレーション効果がある。

4. 投げ込み式フィルター:
【特徴】水槽内に直接投入、配置され、ろ過を行う。小~中型水槽向け。
【利点】フィルターが目立たず、簡単に設置可能。水中のポンプやエアストーンと組み合わせることができる。

5. 底面式フィルター:
【特徴】水槽の底面に設置され、水を通して底床を濾過。生物フィルターの役割も果たす。中型水槽向け。
【利点】 水流が穏やかで、酸素供給が良好。水質の改善と底床の通気性向上。

6. 水中フィルター:
【特徴】水槽内に取り付けられ、水を吸い込んで機械フィルターや生物フィルターを備える。小型水槽向け。
【利点】コンパクトで水槽の視界を妨げない。取り付けが容易。

7. スポンジフィルター:
【特徴】スポンジを使用して機械フィルターと生物フィルターを兼ねる。小型水槽や孵化用水槽に適している。
【利点】シンプルでコストが低く、エビや稚魚などの小さな生物がフィルター内に取り込まれにくい。

皆様、いかがでしたでしょうか?

フィルターの選定は水槽立上げのなかで重要な要素の一つです。ここをしっかりクリアして、素敵なアクアリウム生活をお送りいただければと思います。

ハル・ヒカでした。

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