こんにちは、ハルヒカです。今年の残暑は長いですね。日差しはまだまだ真夏と変わらず、昼間は外を歩けないほど暑いです。
さて、今回はこの夏訪問した長崎県西海市にある七ツ釜鍾乳洞を紹介したいと思います。
こちらの鍾乳洞は昭和3年に発見され、昭和11年に国の天然記念物に指定された長崎県唯一の鍾乳洞です。比較的出来て新しく、材質も他のものにはない特徴がある世界的にも珍しい鍾乳洞です。案内所でチケットを購入して内部を観光することができます。
この鍾乳洞散策は酷暑の今、本当にお勧めです。なぜならば、洞内は通年気温15℃程度に保たれているからです。(実は今回、特段この鍾乳洞を目的にして訪れたわけではなく、ドライブ途中によい避暑スポットがあるらしい、という噂を聞いて立ち寄りました)
観光道は250mほどですが、内部はアップダウンが結構あります。なので、バリアフリーというわけにはいきません。なお、未公開エリア(約800m)まで探検できるツアーもありますのでご興味をお持ちの方はぜひお試しください(要予約)。
さて、案内所でチケット購入し、いざ鍾乳洞へ!この日は40℃近く気温が上がっていましたが、鍾乳洞の入口の温度計は16℃を示しています。ひんやりした風が中から吹いてきて、かなり気持ちよいです。一緒に行った子供たちもテンション上がり、中に少し入ってはまた出て来るを繰り返して遊んでいます。
洞穴の中はこんな感じで通路は狭めです。注意していないと頭を打ちます。実際、この観光道の一周回る間に2度は頭、ぶつけちゃいました。体格の良い方は要注意です!この洞穴の中には地下水が川のように流れています。これがこの洞穴の気温が15℃で一定であることの要因となっているのでしょう。
こちらは「親子地蔵」になります。写真中央部の岩が大小のお地蔵様に見えます。自然が作り出した神秘的な造形です。
暗いので写真が撮りづらいのですが、狭さ感はこの写真でお分かりいただけるだろうと思います。子供であれば問題なく通れます。この鍾乳洞の雰囲気は非常に神秘的で、つい見入ってしまいます。なので大人の方は特に頭をぶつけないよう気を付けましょう。
以上、七ツ釜鍾乳洞の紹介でした。実は私、今回が初めての夏の鍾乳洞でした。酷暑の折、これは非常に快適で、神秘的で、悠久の時が刻んだ造形に触れることができる、とても素晴らしい体験ができました。ぜひ、皆様も機会あればお立ち寄りいただけたらと思います。
ハルヒカでした。