5月のGW、とても穏やかな初夏の日差しのもと、子供たちと川遊びをしてきました。場所は神戸市東灘区を流れる住吉川。自宅から短時間で行けるこの場所は、街中にありながらも自然が残る貴重なスポット。都会の喧騒を離れて、水辺の涼やかな音に包まれながら、ほんのひとときの非日常を味わうことができます。

到着すると、川沿いの遊歩道にはすでに何組かの家族連れが思い思いに過ごしていました。私たちもさっそく準備を整えて川へ。水は思った以上に澄んでいて、足を入れるとひんやりとしていて気持ちよい。子どもたちは歓声を上げながら水の中へ駆け出していきました。
この日の目的は、ただ遊ぶだけでなく「生き物探し」。小さな網を手に、子どもたちは夢中になって川底をのぞき込みます。するとさっそく、「なんかおったでー!」という声。網の中には小さなヨシノボリがピチピチと跳ねていました。
その後も、子どもたちは次々とヌマエビや小さな小魚などを見つけては歓声を上げていました。生き物を探すたびに「これなに?」「なんでここにいるん?」と質問が。スマートフォンで調べながらの小さな自然観察教室のような時間に。普段の生活ではなかなか味わえない、自然とのふれあいがそこにはありました。

遊んでいるうちにあっという間に時間が過ぎ、そろそろ帰る時間に。子どもたちは名残惜しそうに採集した生き物を一匹ずつ川へ返していきました。「また来ようね」「次はもっといっぱい見つけたい!」と目を輝かせながら。

自然とふれあい、小さな命に触れることで、子どもたちは多くのことを感じ取ったようです。大人にとっても、日常の慌ただしさから離れ、子どもたちの無邪気な笑顔に癒された素敵なひとときでした。
これから暑くなる季節、次回は暑さ対策をしっかりしたうえで、少し長めに川の時間を楽しみたいと思います。