2026年6月の終わり、家族で京都府北部へ出かける用事がありました。
せっかく日本海側まで来たので、「これは寄らないともったいない」ということで、日本三景のひとつ天橋立へ立ち寄ることにしました。
日本三景といえば、宮城県の松島、広島県の宮島、そして京都府の天橋立。名前は知っていても、実際に訪れるのは今回が初めてです。

まず向かったのは、天橋立を一望できる展望台。
全貌を見るならやはり高い場所からということで、リフトに乗って山を登ります。
最初は「ちょっと怖いかな?」と思っていましたが、実際に乗ってみると開放感があってとても気持ちいい。小学生の子どもたちも一人で問題なく乗ることができ、景色を楽しみながら空中散歩を満喫していました。
眼下には少しずつ広がる日本海と、松林が続く天橋立。頂上に近づくにつれて、そのスケールの大きさに思わず声が出ます。

展望台では、もちろん名物の「股のぞき」にも挑戦。
股の間から景色を見ると「天に架かる橋」のように見えると言われていますが、正直なところ私には「なるほど……かな?」という感じ(笑)。
それでも、普通に眺める景色だけで十分すぎるほど美しく、日本三景と呼ばれる理由がよくわかりました。

展望台から降りたあとは、今度は実際に天橋立へ。
白い砂浜と青い海、どこまでも続く松並木を歩いているだけで、とても贅沢な気分になります。

砂浜から眺める天橋立は、展望台から見る景色とはまた違った魅力がありました。波は穏やかで、水も驚くほど透明。岸辺には魚が泳いでいる姿も見え、子どもたちは夢中になって探していました。

釣りを楽しんでいる人の姿もあり、「ここなら気持ちよく釣りができそうだな」と眺めながらのんびり散策。
こういう時間こそ、旅行の醍醐味なのかもしれません。
歩いている途中で出会ったのが、天橋立名物の回転橋。
ちょうど観光船が近づいてくるタイミングで、橋全体がゆっくりと回転し始めました。
橋が持ち上がるのではなく、中央を軸にくるりと向きを変える様子はなかなか珍しく、大人でも「おおっ」と見入ってしまいます。
子どもたちも「橋が回った!」と大興奮。
普段見ることのできない仕組みに、しばらくその場を離れられませんでした。

今回の旅行は、もともとは別の予定がメインでしたが、少し足を延ばして立ち寄った天橋立が、とても印象に残る一日になりました。
展望台から見下ろす壮大な景色、リフトからの爽快な空中散歩、不思議な回転橋、透明な海で泳ぐ魚たち。
どれも子どもたちの記憶に残る体験になったと思います。
「日本三景」という名前だけは以前から知っていましたが、実際に訪れてみると、その美しさは写真だけでは伝わらないものがありました。
京都というと寺社仏閣を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、日本海側まで足を延ばすと、こんなにも雄大な自然に出会えます。
機会があれば、ぜひリフトで展望台まで登り、天橋立を上から眺め、そして実際に松並木を歩いてみてください。
きっと「また来たい」と思える景色が待っています。
